自分で選んでいいんです【連休企画リバイバル記事】
育児をしていると、
いろんな人からいろんなことを言われます。
「もっと抱っこしてやらなきゃだめ」
「抱っこしすぎちゃだめ」
「おっぱいは頑張ってでもやった方がいい」
「ミルクで十分」
「テレビは見せちゃ駄目」
「●●を食べさせちゃ駄目」
「もっと○○しなきゃ」
「●●しないと、将来大変よ」
はっきりいって、混乱します。
相手が、善意で言ってくれるからなおさら。
でも実は、相手もプロではありません。
保健師は一応、プロではあるけれど、
いろんなことを知れば知るほど、
「正解と決まっているものはない」
とわかります。
育児書も、ものっすごく
正反対のことを言っているものが多いですしね。
あなたの赤ちゃんにとってのプロは誰かというと、
他でもない、ママとパパでしかありません。
まわりからのいろんな意見は
ママとパパが自由に選んでいいんです。
テレビが駄目?
テレビをうまく使えば、逆に言葉が増えることだってあります。
この時期にこの量を食べさせなきゃ駄目?
何をどうしても食べてくれない子は、
多分必要ないんじゃないかしら。
ママとパパが
「これは納得する」
「これは取り入れたい」と
ピンとくるものが、
あなたのお子さんにとっては多分正解なので、
自分自身が気に入るものを
取り入れて欲しいと思っています。
もちろん、ベビマもですけどね。
どんな親子にも取り入れられて、
どんな状況
(働いているママとか、じっくりべったりできるママとか)でも
対応できると思っているから、伝えていますが、
「これをやらないと駄目ですよ~」とは
やっぱり言いたくないし、
言えないんです。私。
ただ、知らないことで
健康を害することが明らかだったりすることもありますから、
そういうことは、伝えていきたいと思います。
ここは、保健師としての私の仕事ですからね。
今日の提案
あちこちから言われるいろんな「善意の助言」。
納得できないものや
振り回されそうなものがあるのなら、
受け入れない、自分で選ぶという選択肢があることにも
気づいてください。