変えられるもの変えられないもの

まこ

2011年04月20日 21:28

ホルモンについての記事を編集してて
ホルモン分泌の仕方で
ある程度性格が左右されちゃうのかも、

というような話を書きつつ、

いっそのこと、
イライラしやすくて自分を責めちゃってる人は、
「ホルモンのせい」にしてしまうのも
いいのかもしれない、なんて思っちゃいました。

「イライラしちゃう私が悪い」んじゃなくて、

「イライラするホルモンが出やすい体だから、
 人よりイライラしないように
 努力が必要なのよね~。頑張ってるのよね~」なんて。



昔、保健指導していた時に、
「どうやっても太っちゃうからどうしようもない」と
努力すら諦めてた人に

「体質的に、脂肪を取り込みやすい体なんですね」という話をしたら、

「人よりちょっと頑張らなきゃいけないだけなんだ」と
気持ちが変わってくれた、という経験があるんですけども。



花粉症の人が
この時期
薬を飲んだりマスクをつけたりしないと
大変なことになるように、

目が悪い人が
めがねやコンタクトをつけないといけないように、

その体質の人だけが
やらなきゃいけないことって、確かにあると思います。


確かにそれは、
ちょっと面倒なことではあるけれど、

だからといって、
例えば花粉症の時期に何もしないより、
対処した方が楽になる、ということで、

薬を使ったりする「行動」をするんですよね。


性格や体質、
さらには環境なども、
同じことなんじゃないかと思うんです。


自分はイライラしやすい性格だとか、
すぐに肌が荒れてしまう体質だとか、
幸せでない家庭に生まれ育っただとか、

そういうのは、
自分で選んだわけでもなく、
こうでなかったらどんなに幸せだっただろう、なんて
思ってしまうような
一種のハンディキャップです。

そして、
変えられない部分も大きいです。


でも、そこで
自分を哀れんで仕方がないからと終わりにするか、

どうにかできないかと行動するか、

この違いが
大きくなると思います。


変えられない部分は、もう仕方がない。

でも、

変えられるところを変えることで、
状況は、変化したりもする。


変える努力、
変わる行動。

小さな行動は、
未来の大きな変化をもたらしたりする、と
私は思っています。


今日の提案

自分が「どうしようもない」と思っていること、ありますか?

本当に困っていることを改善するために、
あなたが「変えることができる」小さなこと、何かありませんか?

小さな一歩が
大きく何かを変えるかもしれません。

関連記事