4月から入園の方へ

まこ

2009年10月27日 14:02

来年、保育園・幼稚園に入園する
願書を出す時期ですね。

この時期、大きな葛藤の中にいる方も
多いかと思います。


こんなに小さいのに、
預けて大丈夫かしら、
手放せるかしら、
愛情不足にならないかしら…。



結論からいいますと、
大丈夫、らしいですよ。


最初は、やっぱり泣くかも知れない。

行きたくないと言うかもしれない。

でもね、
子どもの柔軟性ってすごいです。

そのうち慣れるんですよ。



鹿児島県の教育界で、結構有名な
保育園の先生にお話する機会があったのですが、


集団生活に入るのに、
早すぎることはない、
と断言されていました。


子どもは、子ども同士でないと
学べないことがあるのだとか。


物の貸し借りができないとか、
自己主張がうまくできないとか、

そういうのは、
単なる経験不足だというのです。


昔は、
兄弟でもご近所でも、
子どもがたくさんいて、

ケンカしながら距離感を学んでいきました。


でも今は
(特に田舎では)
公園に行っても子どもがいない、ということも
ままあります。


そして親は、
子どもと本気で物を取り合ったりすることはないので、

子どもはそれを学べないというのです。


子どもは、ケンカや仲直りをしたり、
他の子のやり取りを見たりしつつ、

「自分の他にも人間がいるんだ」
「自分以外の人にも感情や主張があるんだ」

ということを学んでいくんだといいます。


集団生活をして、
子ども自身の新しい成長と
「楽しめる場」を作る。

そう思ったら、
ちょっと楽になるんじゃないかと思います。




この話、もうちょっと続きがあるので、
明日に続きます。

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