ネントレ、どう思う?
先日あったご相談に、
こういうものがありました。
子ども6ヶ月。
夜に何度も起きるようになり、
お昼が辛くて仕方がありません。
笑顔で遊んであげることもできなくなってきました。
即効性がありそうな「泣かせるネントレ」を考えていますが、
賛否両論ありますよね。
まこさんは、どう思われますか?
(文章一部変えました)
ネンネについては、
かなり気になる分野!ということで、
改めて、ちょっと書いてみます。
ネントレについて、
以前に書いたこともありますね。
こちらの記事
赤ちゃんに「上手に寝る方法を教える」ために、
赤ちゃんを一人でベッドに寝かせる。
泣いてもすぐに抱き上げたりせず、
ちょっとだけ待つ。
5分ほど泣いたらそばにいって、
抱き上げたりおっぱいをあげたりするのではなく、
背中をとんとんして寝かせる。
泣いて、そばに行くまでの時間を少しずつ長くしていく
という方法です。
まず、結論から先に書いちゃいますが、
私は、
「泣かせるネントレだろうが、頑張って耐えるんだろうが、
親が納得していればそれが最高」
と信じています。
だから、それをやることで昼間ママさんが楽になって、
笑顔で赤ちゃんに接することができるのであれば、
赤ちゃんが一時期泣いたとしても、
やってみた方がいいんじゃないか、と思うんです。
でも逆に、
「これがいいよ」と言われたことであっても、
ママさんがもっと辛くなってしまうのであれば、
それはやめておいたほうがいいんじゃないかと思います。
ただし、私なりの注意点をいくつか。
メリットだけでなく、デメリットも理解しておく必要があると思うんです。
メリットは、
赤ちゃんが自分で眠る方法を学んでいくことができる(らしい)こと。
子どもの自立心が育つらしいこと。
そして、何より、
ママ自身が楽になること。
(眠れないと本当に辛いですよね…)
でも、デメリットとしては、
子どもとの信頼関係が崩れるかもしれないこと
子どもが自分の価値を信じてくれなくなる可能性があること
(泣いても来てくれなかった、ということで)
そして、
泣いている子どもを見ると、
親自身がものすごく辛かったりするということです。
デメリットがわかっているなら、
それを補えばいいだけの話。
親子の信頼関係であったり、
子どもの自己重要感だったりということに関しては、
お昼に十分接してあげることで、
できるんじゃないかと思ったりもしています。
あと、もう一つ気になることは、
この「泣かせてもちょっと待つ」というネントレが主流な海外の場合、
子どもの時期を過ぎても、
大人になっても、
人とのスキンシップが当然という文化があります。
大人になっても、頬にキスをしたり、
家族でなくても、頬と頬をくっつけて挨拶したり、
初対面の人でも、頻繁に握手したり、
そういう文化です。
そういう意味では、
日本人はスキンシップが足りないと思うのですよ。
小さい頃、添い寝やべったりくっつくことで愛情を満たし、
大人になってから、そのような「べたべたした」付き合いをしない、
というのが日本の文化ですから、
小さい頃の「べったりスキンシップ」をなくしてしまうと、
ちょっと心配だな~というのが、私の思いです。
ですから、
ネントレをする場合は、
(多分子どもは、数日経ったらちゃんと眠れるようになるだろうけど)
その分お昼のスキンシップを
多めにとってあげてほしいなと、思っています。
ネントレについて、
まだ続きますね。(続きは明日に~)
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