卒乳?断乳?
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涼しくなってきたから、でしょうか。
あちこちで「卒乳」「断乳」の話を聞くようになりました。
なので改めて、
その辺の話を。
暑い時期は、おっぱいを離すのも大変ですものね。
喉が乾きにくくなるこの時期、
断乳が比較的、やりやすい時期だと思います。
さて、
よく聞かれるこの「卒乳・断乳」
まず何が違うのかと言うと、
卒乳は、赤ちゃんが自分でおっぱいをやめること。
断乳は、ママが主導でおっぱいをやめること。
主体がどちらにあるか、
ということになりますね。
だいたい1歳半を過ぎるくらいから
「まだ飲ませてるの?」
「おっぱい飲んでるから、ご飯を食べないんじゃない?」
「甘えさせすぎ。自立できない子になるよ」
「虫歯になるよ」
等々、
色々なことを言われることが増えたりします。
卒乳を目指すママさん達は、悩むんですよね…。
これに関しては、
絶対にそうとは言えません。
まず、世界的には
「少なくとも2歳までは、
離乳食食べさせつつ、母乳をあげることを推奨」
しています。
(WHOより)
おっぱいをやめたらよく食べるようになる子もいますが、
やっぱり少食のままの子も、結構います。
おっぱいがあるから自立しない、というよりも、
満足するまで甘えられた子の方が
しっかり自立できる、という説の方が今は有力です。
虫歯になる原因は、母乳よりも食べカスで、
母乳そのものでは虫歯にならない、という歯医者さんも
かなり多くいます。
実は私は、上の子に3歳までおっぱいをあげていました。
(高い志、とかそんなんじゃなくて、
長女がおっぱい星人だったので、
断乳の方が大変そう…ということで、やらなかっただけですが)
保健師として育児指導をする時に、
やっぱり卒乳の相談を受けることも多くて、
「私、まだあげてますよ」
とこっそり伝えると、
涙を流して感謝されたことも度々…。
結構、いろんなところからプレッシャーってくるんですよね。
長女は最終的に、
3歳になってしばらくした時に
自分から「今日はおっぱい飲まないで寝る」と宣言し、
それをクリア。
自分で決めて、自分で達成できた!という
すごく感動と自信の体験になったのを覚えています。
卒乳を目指すことって
私はとっても素敵だと思っています。
おっぱいタイムって、子どもとママにとって、
ものすごく幸せな時間ですものね。
もしやってみたいのであれば、
そして、ママ自身が授乳をしんどくないのであれば、
(これが一番大切)
選んでみても、いいと思います。
ただ逆に、
断乳に踏み切っても、それはそれでいいと思います。
卒乳の素敵さを書いたから、
「断乳は良くない」と思っているように思われるかもしれませんが、
別にそう思っているわけでもなくて。
卒乳の話をしたりしながら、
本当に心のケアが必要なのは、
断乳をする方のママなのかもしれない、とも思ったので、
その辺りについてはまた明日、書きますね。
(長くなっちゃったので)
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