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まこ
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まこ@ベビマ保健師
 JAA(日本アロマコーディネータ協会)認定校
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2009年03月14日

赤ちゃんが泣くこと&バーストラウマ(2)

さて、昨日の続きです。

昨日お伝えした「バーストラウマ」は
生まれる前、おなかの中にいる時のストレスでした。


さて、赤ちゃんにとって、生まれるときがまた大変。

産む方のお母さんも大変ですが、
生まれるほうの赤ちゃんも、
ものすごく狭い産道を、(頭蓋骨を狭めて生まれるんですよ!)
長い時間かけて下りてきて、
やっと生まれてくるんですし、
(でも、出産自体が一種のマッサージとも言われています)

難産であれば、
頭を疳子で引っ張られたり、
麻酔を使ったり。

生まれるために必要な処置なので、仕方がないとは思いますが、
逆の立場で考えてみたら、
やっぱり「痛い」し「怖い」んじゃないかと思います。

頭をがっちりつかまれて引っ張られるって…
考えるだけでイテテテテテ…!(泣)




そして、もう一つ、生まれた後。

おなかの中というのは、とても快適です。
何も食べなくても、おなかはすかない。
熱くもなく、寒くもなく、
お母さんの声や拍動はいつでも聞こえて、安心できます。

これが、生まれることで、
いきなり激変するんです。

なんだかとってもまぶしいし、
おなかはすくし、
(まず空腹というものが何かもわからないでしょうし)
気温の変化もあるでしょう。
いつも手に触れていたものがなくなるし、
自分の体がどうなっているのかもわからない。

混乱して、泣いているうちに、
ママから離されて、体重測定されたり
入院中はいろんな検査をされたり。

どれだけストレスを感じるんだろうと思うと、
ぞっとします。


もちろん、
「赤ちゃんはまだ、記憶を留めておく機能が少ないから大丈夫」
という考えもあるでしょう。

ですが、それを完全に忘れるかどうか、というのは、
個人的には疑問です。

その時に「世の中は怖いものだ」と思えば
(そこまで言語化されないにしても)
その気持ちにそって、人は証拠を集めていくものだと思いますから。




では、この大変なストレスを癒す方法。

これだけのストレスを受けても
赤ちゃんの環境に対する順応性はものすごいです。
だから、色々な人の愛情を受け、
自分が愛されていること、必要とされていることを実感しつつし成長していくと、
だんだんバーストラウマも癒されていくし、
「自分は愛されている」証拠を集めていくんだと思います。


授乳をすること(ミルクであっても)、オムツを替えること、
抱っこすること、笑顔を向けること、
赤ちゃんのお世話そのもの
が、
バーストラウマを癒すことになるわけですが、

特にベビーマッサージは、
(あ、やっとベビマの話に戻ってきた)
このバーストラウマを癒す効果が高いと注目されているそうです。


優しく触れてもらって、
気持ちよくなって、
マッサージしている人と気持ちが通じて、
「この世界は結構いいものだ」と思えるんじゃないでしょうか。

気持ちよく解消するだけでなく、
泣くことでも
「本当は辛かったよ。大変だったんだよ」と
気持ちを昇華させていく行動の一つになると思います。
(大人でも、泣いた後の方がすっきりしますよね)

もちろん、泣かせたままがOKという意味ではないです。
泣いたら「気持ちを出せた」ということで喜んで、
抱っこしてあげると愛情が深まるかと。

赤ちゃんが泣くこと&バーストラウマ(2)

泣くことは、一つのストレス解消。
ですから、
どうか、赤ちゃんが泣くことを恐れずに、
マッサージをして、お互い気持ちのいいところを
探して欲しいなと思います。


Posted by まこ at 10:00

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赤ちゃんが泣くこと&バーストラウマ(2)