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2010年08月16日
子どもを褒める話、最後に
ものすごく長くなりました、「褒め」の話。
これを書くために、
本も文献も、ものすごい数読んだからな~。
インプットが多いと、
アウトプットも増える傾向に…。
子どもを褒めるとつけあがる?
ええと、
総括いきます。
褒めることでも叱ることでも、
子ども自身の可能性を伸ばしたり、
問題となりそうなことを修正したり、
というためにやることだと思います。
そこに必要なのは、
子どもを尊敬すること、
だと思っています。
尊敬、というと、違和感があるかもしれないけど、
(もうちょっといい表現ないのかなと探しているんですけども)
尊重、とも違うように思うんですよね。
子どもを下に見るんじゃなくて、
子ども自身を「輝く存在」みたいな感じで、
大切にすること。
(う~む、やっぱり「尊敬」だろうか)
駄目だと言われていることをしようが、
きちんとできていなかろうが、
子どもも一人の人格。
駄目な人なんじゃなくて、
新しい段階に行く途中の人、なんだと思います。
それを言うなら
私たち自身もまだ、
「途中の人」ですよね。
途中の人が、さらに後ろの途中の人に
「こうしたらいいんじゃないかな」と伝えている、というのが
しつけじゃないでしょうか。
私達も「途中の人」ゆえに
それが正しいかどうかはまだ、わからなかったり。
それでいいと思うんです。
でも、
人の心理的に、
肯定されると嬉しいし、
否定されると悲しいし、
無視されるともっと悲しい、
というのがある以上、
うまいこと「褒め」を使うのがいいんじゃないかと思うんです。
「褒める」のも「叱る」のもしないで
「勇気付けるんだ」という考え方にアドラー心理学がありますが、
私はその考え方、好きなんです。
「勇気付け」という言葉が、私の中でまだ完全になってないので、
うまいこと伝えられないんですが、
私が人生の中で
とっても大切だと思っている
「自己重要感」を身に着けるためにも、
「褒めること」や「叱ること」を
「子どもを(親の都合の)いい子に育てる」
ためだけの方法にするんじゃなくて、
その人自身が、
自分で歩いていけるようにちょっと後押ししてみる、
というような感じかしら。
人に褒めてもらうこと、
人に関心を寄せてもらうこと、
それは、
やっぱり子どもにとって(大人にとっても)
行動を引き出すし、
元気にするし、
伸びていく要因になると思います。
だから、
「あなたを見ているよ」
「あなたが大好きだよ」
「あなたはこんなところが素敵だよ」
というようなことを、
伝えていけばいいんじゃないかと思ったりしています。
その「褒め」のやり方は
人によってそれぞれだと思うけれど、
褒め殺しのように、褒め言葉のシャワーを浴びせるもよし、
ちょっとしたときに、ポツリと褒めるもよし、
「ここがあなたのいいところね」なんて言わなくても、
「あら?また大きくなったんじゃない?」
「今日はよく外で遊んだから、日焼けしたね」
なんて
「あなたを見ているよ」のメッセージを伝えるのも、
使えると思ったりしています。
褒めることで居心地が悪くなるんだったら、
まだ練習(?慣れ、かな)が足りないか、
やり方がちょっと、違うだけ。
あなたなりの方法で、
大切な人への気持ち、
伝えてもらいたいと思っています。