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プロフィール
まこ
まこ
まこ@ベビマ保健師
 JAA(日本アロマコーディネータ協会)認定校
 ベビーケアセラピスト
 保健師
 マザーズコーチ
  ♪ご訪問いただき、ありがとうございます♪

  このブログは、育児を通して幸せになるママを増やすために
  色々な情報をお伝えしているブログ(ご近所向け)です。

   初めての方は、こちらの記事をどうぞ

  ★親子のふれあいを通じてもっとママが楽しく育児ができること、
  ★そして
  ★自分に自信をもって成長していける子どもを育てることを目指し、
  ★おうちでしっかりベビマを学ぶ、1ヶ月講座を開催しています。
  ★詳しくはこちらの記事からご覧ください。
   (別ブログに飛びます)

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Posted by チェスト at

2008年11月21日

ベビマって何?その4

ベビーマッサージって何?4番目の記事。
ちょっとメッセージです。


●子どものためには、ママが頑張らなきゃいけないの?

こんな風に、マッサージをお伝えしている私ですが、

実を言うと
「みんな子どものために頑張って、マッサージといういいものをやってあげて!」

と言いたいわけではありません。

ママ自身も楽になって、人生を楽しんでもらう
というのが、最終目的でもあります。


育児は、母親が犠牲になって、
自分の人生を捧げて、苦労するべきものだ、

という無意識の考えが、世の中に蔓延している気がします。

子どものために、母親が楽しんではいけない。
子どものために、母親は子どもをしっかり見ていなければならない。
子どものために、母親は完璧な母親じゃないといけない。

…でもこれ、本当ですか?

たくさんの育児書が出ているけれど、
読めば読むほど色々な考えがあることがわかります。

でも、思っている人が多いんです。
「今の私じゃ駄目だ。私は完璧な母親じゃない」って。


私と娘は、娘が小さい頃にべったりくっついているのが好きな親子でした。
だから、やりすぎといわれるくらい、抱っこしてくっついて、
ベタベタで過ごしました。

これがいい育児なのか?うちもそうしたほうがいいのか?と聞かれたら
「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない」としか、いえません。

これは、私と私の娘の関係の中でできた、オーダーメイドの育児でしたから。

たくさん、関わりがほしい子。
すぐに、他のところに目を向けることのできる子。
ベッタリくっつくのが好きな親。
一歩引いた関わりが好きな親。

どの人も正しくて、
どの人も、間違いなんかじゃない。

だから、その親子にとっての「ちょうどいい」を探してほしいと思うんです。

ベッタリ好きの親子なら、じっくりゆったり、ラブラブ育児を。

さっぱりお互いに活動していく親子なら、お互いを尊重しあう育児を。

ベッタリさんとさっぱりさんの組み合わせ親子なら、
ママも楽しくなる方法で、子どもも幸せを感じられる関係を。

そういう意味で
子どもが求めていることを探れて、
子どもに満足を与えることができるマッサージは、
便利なツールになれると思います。

忙しいママでも、短時間でできる。
じっくりしたいなら、思い切りベッタリできる。

あなたと赤ちゃんの、幸せを探るためのマッサージ。
そして、ママ自身もどうか、自分の幸せを探ってみてください。

ママが幸せでイキイキしていると、家庭は必ず幸せになっていくと信じています。
  

2008年11月21日

社会のためにも

ベビーマッサージって何?の3つ目の記事です。

●社会のためにも必要だと思っています

保健師としても働いているので
地域のたくさんのお母さんたちに接したり、
私よりもずっと長く保健師として、
地域を見ている人たちと話をする機会が多くあります。

その中で、強く感じることは、

「親と子のふれあいが、足りないんじゃないか」

「子どもをきちんと見る方法、ふれる方法を知らない人が多いんじゃないか」ということ。

抱っこにおんぶが当たり前だった昔と比べたら、
今はベビーカーにベビーベッド。
「ふれあう事がかなり減った頃の赤ちゃんが成長して、
今の色んな事件起こす年齢になってるんじゃない?」
というベテラン保健師もいたくらいです。

それが本当かどうかはわかりませんが、
「低年齢の時に接触不足だと、
犯罪行動を起こす人格に成長する可能性があがる」
という研究結果も出てきているという話を聞きます。
 (このあたりはまた、研究が進むのを待つしかありませんが)

小さな子どもにとって、
「自分は愛されている」
「自分は大切な人間なんだ」という気持ち(自己重要感と呼んでいます)を
身につけることは、とても大切なことです。

この自己重要感がない人は、
大人になった時に自分を卑下してしまったり、
人に危害を加えてしまったり

でもみんな、苦しんでいるのは確かだと思います。

大人になってから、この自己重要感を持つことも、もちろんできます。
ですがおそらく、
全てを受け入れ、全てを信じている赤ちゃんの頃に
この「愛されている」という感覚を身につけられたら、
生涯に渡って、その感覚がその人を守ってくれる、
そう私は思っています。

マッサージだけが最高の方法というわけではもちろんありませんが、
暖かい手で触れられ、
笑顔と声をかけられ、
気持ちよさを共有するという時間は、
間違いなく幸福感を与えてあげられるんじゃないでしょうか。

その記憶は、「自分は愛されている」という気持ちを、
子どもに感じさせるのに十分だとっています。

もし「私は愛されてるんだ」という自信にあふれた人がたくさんになったら。
その時、社会はもっと素敵に、
素晴らしいものになってるんじゃないでしょうか。
これは私の夢であり、大きな希望です。

だからぜひ、今赤ちゃんを育てているあなたに、協力をお願いしたいんです。
私たちが育てているのは、あなた達の赤ちゃんというだけでなく、
未来そのものでもあるんですから。