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まこ
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まこ@ベビマ保健師
 JAA(日本アロマコーディネータ協会)認定校
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Posted by チェスト at

2014年11月08日

「骨盤はとっても大切なんです」大村祥恵さん

毎日を楽しんでる人、人生を切り開いている人、素敵な人を「ココロノネッコ美人」として紹介していくコーナーです。迷っている人のモデルになる人に出会う機会になったらとても嬉しいです。


【Vol.7 大村祥恵さん】

開業助産師

今日は、開業助産師をやっている、大村さんへのインタビューです。保健指導の助産院って、どのような活動をしていらっしゃるんでしょう?

助産院ですがお産は取り扱っていません。妊娠・出産・育児がスムーズに経過できるようサポートしています。

妊娠中を元気な体で過ごして胎児との時間を楽しめたり、妊娠した自分の体の変化を嬉しく受け入れていただけるように、骨盤ケア教室といったようなセルフケアの教室を開催しています。

症状が辛くって、セルフケアだけでなく、人の手があった方が問題解決が早いと思われる時は、産前の『整体』でお手伝いします。

あと、トコちゃんベルトの指導もしてますよ。これは妊娠中からして欲しいことだし、投資しただけの価値があるんです。せっかく使っていただくなら上手に使っていただきたいし、教室でも時間をかけて説明しています。

妊娠中にしたことは、お産にも影響があるんです。助産師ですので、お産も見据えてかかわりやケアをするようにしています


お産の前にできること、本当にたくさんあるんですね。お産が終わると自分の体の事忘れてしまったりしますが(私はすっかりほったらかしだったw)、産後にもケアがあるんですか?

産後は緩い骨盤に対する視点でケアをします。指導に授乳や抱っこといった育児のアドバイスも加えながら指導しています。
そこが助産師である自分の強みでもありますね。


ちなみに骨盤ケアって、どんなものなんですか?

そもそも骨盤って、生きていく上で体を支えるものでもあるし、胎内の赤ちゃんのお家である子宮の土台でもある要の部分。さらにお産のときは産道になる。

女性としてもパートナーと、一番愛を確かめ合いコミニュケーションをとる場ですね。

骨盤は命を育む土台で愛する彼や子供と密に接する通り道と言えるんです。

特に妊娠中は身体がお産に向けて緩んで行くから、骨盤ケアのゴールデンタイムなんですよ。

人は生きていく上で労働や道具を使います。この普通の動きで、『右きき』などをはじめ、体の歪みが出るんです。

妊娠中は、その『普段の生活でできた歪み』をリセットできる、神様からいただいた貴重な時間なんですよ


うわぁ。そ、そうなんだ。すごいぞ骨盤。すごいぞ妊娠中。
妊娠中の体の変化を、体の歪みをリセットすることに使えるとは思いませんでした。

骨盤ケアには三つの柱があるんです。
それは、
・下がった内臓を上げる
・適切な位置と適度な強さで骨盤を支える
・歪んだ背骨・骨盤を整える
といったこと。

このケアをすることで、妊娠を維持できたり、腰痛などの不快症状が楽になります。楽になれば、妊娠生活を楽しむ余裕もできてきますよね。

お産は高い山に登るようなもの、しかもその高さは登って見なきゃわからないんですよね。そのためには、装備が必要。これが、ママの体作りです。

お産は一人じゃできません。お産には、赤ちゃんがいます。もしかしたら、登山する人はママじゃなくて赤ちゃんかもしれません。

だから、ママにはなるべく赤ちゃんが楽に登山を終えられるようにしてあげてほしいんです。リスクの多い険しい山ではなく、ハイキングコースみたいな妊娠経過であってほしい。

お産途中でパニックになって呼吸が浅くなる人は、標高の高い酸素少ないエベレスト級の山になっちゃうね(笑)

お産が楽に進むように、妊娠中をかけて産道を整備して、赤ちゃんが楽に進んでこれるよう準備してあげてほしいと思います


骨盤、本当にかなり大事。骨盤ケアのことを語りだすと、大村さん熱くなります(笑)。

そういえば、大村さんがこの道に進んだきっかけって、なんだったんですか?

もともとは小学校の先生になりたかったんです。でも、家庭の経済状況で進学が難しくて。

それでも、人に関わる仕事がしたかったので、奨学金の手厚い看護学校に進みました。そこで出会った助産師の教員がみんな、イキイキしてすごく楽しそうだったのが印象的で。いいなって興味が出てきたんです。

あと、友人が妊娠したのもきっかけですね。その子がその後、ものすごく変化したのを見て、『赤ちゃんの力ってすごいな~』と思ったんです。

女性が心身ともに変わる妊娠という現象に畏敬の念が芽生えて、女性を支えたいって思った。


助産師さんは仕事柄、時々見ていたけれど、自分で開業して、しかも骨盤ケアを中心にしている人は結構珍しいのです。骨盤ケアに特化して活動するようになったきっかけは?

もともと病院で務めていたんだけど、お産が大好きで本当は現場は離れたくなかったんです。実際、骨盤ケアでいい手応えが業務の中でも感じてたから、どんどん導入したいと考えてました。

ただ、産科はハイリスクな妊娠・出産が増えて現場を維持して行くだけで精一杯の現実があるんです。そこで、骨盤ケアをおこなって行く余裕が、マンパワー的に無い。

本当、産婦人科医は、いつ寝てるんですかって感じ。
現場は疲弊してるんです。

でも、年々重症化する妊婦さんや、難産や医療介入が増えるお産の状況に危機感を感じて、『骨盤ケアで救える母子がいる』って思いは高まって。

その、気持ちを後押ししたのは、子どもの吃音でした。『今後、吃音で次女が悩んだ時に、彼女に時間がかけてあげれるか?』そう思ったんです。

子どものためには、パート勤務がいい。でも、今までやってない骨盤ケアを病院でやるように進めるには、自分が夜勤もできないパートでは、発言権は無いに等しい。

この現状で、骨盤ケアを伝えていきたい自分の思いを形にできるのは開業しかないと思って、今の働き方になりました。


大村さんは、二人の娘さんのママでもあります。病院で勤務する助産師さんは、夜勤もあるし、お産が始まれば勤務時間関係なしの活動が必要なこともあったりして。

自分のやりたいことと、家庭。両方をしっかりと大切にする選択をしたんですね。

幸せな妊娠生活、そして幸せな出産体験と、育児というのは繋がってるんです。そして、『幸せな妊娠生活と出産体験』のためには、骨盤はとっても大切。妊娠中から産後、骨盤が元に戻っていくところまで、しっかりサポートしていきたいですね

切迫流産になった人が、骨盤ケアをすることで、満期産までしっかりお腹の中で育てられた、ということも結構あるんだそう。

骨盤ケアは自分でもできるやりかた、とはいえ、誰にでも同じことをやるわけではないそうで。一人一人に合わせたやり方を探って伝えていくその姿は、まるで職人のようだと思っちゃいましたよ。

今後は、妊婦さんだけでなく、妊娠前から意識できるように伝えていきたいとも話す、大村さん。ママ達の妊娠、出産、そして産後をしっかりと支えてくれる人がいるのは、すごく心強いと思いました。

大村さんのブログはこちらです。
助産院 骨盤ケア相談室 詩音

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Posted by まこ at 16:36素敵女性の紹介