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まこ
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まこ@ベビマ保健師
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Posted by チェスト at

2010年07月12日

恨む気持ちは感謝に昇華できるんです

昨日のハッピーママは、
なんだかすごく、
コメント(よりメールでの)反響が大きかったです。


「あえて恨む」ということに、
賛否(?)両論。

でも、
賛成の方が、いつもに増して、
「それでも良かったんだ」
「誰かにそう言ってもらいたかった」
「楽になった」
という熱い言葉が並んでいたのが特徴だったかもしれません。



もちろん、誰かを恨んだりなんて
やらないで済むなら、
しないに越したことはありません。


でも、
「自分の辛い思いをなかったことにする」
「悪いところには目を向けず、
 無理やり(ここがポイント)ポジティブに考える」
ということは、

心からその恨み(を感じてしまうくらい辛いこと)を
手放すまで、時間がかかるんじゃないかと思うんです。


そういう意味では、
自分の「負」の感情も、認めちゃっていいんじゃないかと
私は思っています。

もちろん、そんなの見たくない、見ない方が幸せ
ということなら
あえてほじくり返す必要はないけれど。


「ネガティブなことはいけないこと」という風潮があるので、
あえてこんな風にしてみました。



で、
前置きが長くなっちゃったけど。



実は、
「あえて恨む」「許すと決める」という
昨日の話に
続きがあるんです。


私は、ここが最終段階だと思っているんですが、

それは、

「恨みに思っていたその人、そのことに
 感謝する」
ということ。


ただ「許す」だけじゃ、
まだどこか、足りないように思います。
(私はね)

ひどい目にあったよね。
大変だったよね。

でもそのおかげで
こんなに良くなったよね、
と思えたら、

本当の意味で、乗り越えたことになると思ってます。



昨日もちょっと書きましたが

中学の時に男子全員からいじめられて、
10年ほど、男性不信になりました。
(家庭環境もあって、人間不信も一緒に併発)


その当時は、
「自分が悪いからいじめられるんだ」
「いじめられてるからって、相手を悪く思うなんて、
 いけないことだ」
「恨むなんて感情、もってはいけないんだ」

なんてどこか思ってましたから、

自分の感情が麻痺して、
一時期、自分の気持ちが本当にわからなくなりました。



10年かけて、少しは人を信じられるようになって、
その頃に、当時いじめの首謀者と同窓会で会って、
「本当は、あの頃気になってたんだ」
と謝られたとき、

大量の涙とともに、力が抜けました。


今では、ネタと化してますが(笑)

いじめの辛さを身をもって知っていられること、
そこから乗り越える方法を模索できたこと、
きちんと謝ってもらえたこと、
そして、実は嫌われてたわけじゃなかったこと(笑)

全てが感謝だったりします。


(でも当時、「いじめられても人を恨むなんて…」
 という気持ちがなければ
 感情の麻痺から立ち直るのに、10年はいらなかったと思うけど)




割と最近でも、
自分の大切な人を、ひどい方法で傷つけた人に対して、
ふつふつとどす黒い思いが出てきたりして、

「あぁ私って、自分を嫌ってない人でも嫌えるんだ」とか
(嫌われてたかもしれないけど)
「こんなどす黒い感情も、あるんだ」とか、

気付けたことは、大きな発見でした。


もちろん、その人がやったことを
肯定する気はないけれど、

その出来事にも、存在にも、
きちんと感謝ができるようになって、

その「嫌だったこと」が起こる前よりもずっと、
なんだか楽になりました。




この「感謝できるところを探す」
という方法。

即座にできる人もいます。


…が、私は、

まずは自分が辛かった、ということを
満足できるまで発散するのが先だと思ってます。


相手にも言い分があるかもしれない。
自分にも悪いところがあるかもしれない。

まぁ、そういうことはあったのが事実だとしても、


自分が辛い思いをしたんだ、というのは
また別の話。



即座に「いいところ探し」ができない人は、
辛かった思いを、しっかり受け止めて、

満足したら、
「これのおかげで起こったいいところ、
 何かあるかな」と考えられたら、

きっと楽になると、私は思います。



辛かったことが多ければ多いほど、
ここまでたどり着くのに時間がかかりますけどね。


今まで、いろんな相談を受けてますが、


旦那からのDVを受けていた人だとか、

親が許せてなかった人だとか、

医療事故で、大切な人を亡くしてしまった人だとか、

そういう人たちが、回復していく過程で、
こんな経緯を経て、長い時間をかけて、感謝までたどり着いたとき、

こちらが感動するほどに、
強く、優しくなっていることが多いんです。



今日の提案

人を恨む気持ち、
自分の気持ちが満足するまで
「恨んで」「何とか許してあげよう」と
思うことができたら、

最終的に、自分にとって「感謝できること」まで
探してみてください。

これは、時間をかけてもいいと思います。
逆に、急いじゃいけないと思います。

感謝できるようになったら、
本当に乗り越えられてると思うのです。

…そして逆に言えば、
どんな辛いことでも、
「感謝」の出来事に、変えられるんだと思いますよ。きっと。  

Posted by まこ at 21:32ハッピーママの作り方